コンサルティング
2025.07.14
データ分析・BIツール活用スキルを育成し、理論的な業務推進体制を構築

背景・課題
悠悠ホーム株式会社様は、福岡を拠点とするハウスメーカーです。
これまで同社は、創業社長の強力なリーダーシップのもと、現場の感覚や直感を頼りに活動を進めてきました。
しかし、事業規模拡大に伴い社員数も増加し、各部門が役割分担しながら、理論的に計画を立てて行動する必要性が高まってきました。
特に、以下が課題となり、データ分析スキルとBIツール活用力の底上げを目的とした取り組みに着手することになりました。
– 各部門の目標設定におけるKPI設計力の不足
– 社員がデータから課題を見出し、説明・改善提案する力の弱さ

支援内容
本取り組みでは、単なるツール操作講習にとどまらず、社員自身が自社データを活用して、自分たちの課題を自分たちで発見・説明できるスキルを習得することをゴールに据えました。
具体的には、以下の基礎スキル習得を通じ、他者への説明力を高めることを狙いとしています。
最終的に、データ分析と可視化を「自然にできる」組織文化の醸成を目指しています。
– データの捉え方・読み方の基礎知識を習得
– 実際の自社データを使った課題設定・仮説立案・分析演習を実施
– BIツール(Looker Studio)による可視化
弊社では、単なる座学ではなく、実務に即した演習形式でセミナーを設計・実施しました。
セミナーの構成は以下の通りです。
1. 基礎講義(データ活用リテラシー、データの捉え方)
2. 自社データ理解演習(提供データの読み解きトレーニング)
3. 課題設定・仮説立案(チームによる課題設定ワーク)
4. BIツール(Looker Studio)演習(基礎操作とダッシュボード作成)
5. 最終プレゼンテーション(可視化した課題分析結果の発表)
支援成果
セミナーは、単なる「知識習得」ではなく、「実務での活用」ができるように、内容を構成しました。
– データ分析リテラシー講義:データの見方、データ活用の意義
– 自社データを使った分析演習:実際の部門データで課題発見
– BIツールによる可視化:Looker Studioを使ったレポート作成
– 仮説検証トレーニング:設定した仮説の確からしさを裏付け
– 発表とフィードバック:他チームの発表を見て、気付きを得る
セミナー終了後、悠々ホーム様では以下のような成果が現れ始めています。
– 各部門での「データで考える」意識向上
– 業務改善テーマをデータから発見できるチームが出現
– KPI設計時にBIツールを活用して裏付けを取る動きが定着しつつある
– 部門間で共通の課題意識・目標共有ができるようになった

お客様の声
実際に支援を受けられたセミナー受講者様からは、以下のような声をいただいています。
「データ分析というと難しそうに感じていましたが、身近な数字を扱うところから始めることで、自分たちでも取り組める感覚がつかめました。」
「私たちの仕事の内容にマッチするように事例を用意してくださり、難しい話も仕事につながる実感をしながら取り組む事ができました。実際に研修後はいろいろな事をBIに落として考えるようになりました。」